Webサイト関連用語集

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ホームページ制作やインターネットの基礎知識に関する用語集

CSS

CSS(シーエスエス)とは「CascadingStyleSheets」の略称。

HTMLファイルに記述されている要素のレイアウトや文字の大きさ、配色などの見た目を指定するための言語であり、CSSファイルによって見やすく利用しやすいWebページが実現できます。

HTML

HTML(エイチティーエムエル)とは「HyperTextMarkupLanguage」の略称。

Webページの文章や画像などの構成要素を記述するための言語
基本的にページが提供する情報は、すべてHTMLで記述されたファイルの中に記述されています。
仮に、見た目を気にしないのであれば、HTMLファイルだけでページを作成することもできるということです。

URL

URL(ユーアールエル)とは「Uniform Resource Locator」の略称。

ネットワーク上でアクセスを行うページや場所と通信方式を表す文字列で、住所のようなもの。[(例)https://www.embark-guide.com/]
インターネットだけではなく、イントラネット(家庭や会社内のLAN)でもURLを使用できます。

コンテンツ

情報の中身・提供物を指します。

サーバ

サーバとは、サービスを提供するためのコンピュータ、つまり「スペース」のこと。

Web上にサイトを公開するためにはWeb上の「スペース」が必要です。
Webサーバは自分で構築することも可能ですが、特に理由が無ければ通常は専門業者のレンタルサービスを利用するケースがほとんどです。
有料の場合、月額数百円から利用可能です。中には無料サーバもありますが、制約が多くあります。

安いサーバは共有サーバになっており、一緒に利用する人の状況によっては通信速度やメールの受信容量や速度に制限がかかることもあります。
しかし、それ以外のリスクはほとんどなく、問題があれば移転も可能です。

レンタルサーバの場合、共有サーバと占有サーバから選択する形となり、占有サーバの方がコストが大きくなります。
また、レンタル業者により料金・サービス内容や機能は異なります。

ドメイン

ドメインは、インターネット上にあるコンピュータを特定するために使われる文字列で、Webサイトの住所と言えます。
URLを構成する一部でWebサイトを公開するためには必ずドメインが必要です。

Webサイトの運営に必要なドメインには、様々な種類があります。
ドメインは種類によって意味することが異なっており、それがWebサイトの成果にも影響します。

【ドメインの構造(Yahoo!JAPANで説明)】
⇒Yahoo!JAPANに直接訪問するにはブラウザのアドレスバーに「http://www.yahoo.co.jp/]と入力します。
この文字列の「yahoo.co.jp」の部分がドメインです。

そして「.」で区切られる文字列を右から「トップレベルドメイン」「第2レベルドメイン」「第3レベルドメイン」と呼びます。
トップレベルドメインには国を示すものと分野を表すものがありますが、Yahoo!JAPANの場合は「jp」⇒「japan」国を示しており、日本で運営されている事を意味します。

他にも分野を示すものやその他属性を持つものがあり、その意味に従って選んでいきます。

クローラ

検索エンジンがWebサイトの情報を収集するための自動巡回プログラムの事を指します。

このクローラに情報をしっかり伝えることが、SEO対策の第一歩です。
どんなに良いコンテンツを制作しても検索エンジンに認識されなければ全く評価されず、意味がないのです。

クローラは、Webページ間のリンクをたどってWebサイトを自動的に検出し情報を収集するので、クローラにWebサイトの情報を漏れなく認識してもらう為には、全てのページに対して内部リンクを適切に設定する必要があります。

また、リンクには外部のサイトから貼られる「外部リンク」と自分のサイト内で貼られる「内部リンク」の2つに分かれ、SEO対策において重要な役割を持っているのです。

SEO対策

「SearchEngineOptimization」(検索エンジンの最適化)の略称。

GoogleやYahoo!JAPANの様な検索エンジンのルールに最適化したWebサイトを作ることで、対象のWebサイトを検索結果の上位に表示させ、訪問者を増やすことを意味します。

多くの人がURLを覚えず、検索エンジンの検索結果からWebサイトを訪問する現在では、検索結果に表示されないWebサイトは利用されないとも言えます。

また、Webサイトの内容に合った検索結果で上位表示されれば、提供物を求めている人に利用してもらえる為、高いアクションが期待できます。
SEO対策はサイトが利用されるために必要不可欠であり、高い成果を上げる為にも重要となります。

SEO対策でやることは?

◇適切な環境を準備する
→Webサイトのシステムやサーバを整える。
◇良質なコンテンツを制作する
→作成環境ばかりよくても中身となるコンテンツが無ければ成果は出ない。
○ニーズがある情報を正しい文法で制作する必要がある。
○きれいな画像や動画よりもテキストの方が評価が高い。
○画像を多用する場合はalt属性を使用して画像に簡単な説明をテキストに組み込み。

などがあります。

ペナルティ

SEO対策における最大のリスク。
検索のエンジンにペナルティを課されると、最悪の場合検索結果に全く表示されなくなるので、URLを知らなければ訪問出来ないWebサイトになってしまいます。

では、「ペナルティ」とは何か。
検索エンジンの定めるルールに従わなかった結果、検索順位を下げられたりインデックスを削除されることを指します。
現在ほとんどがGoogleの検索エンジンを経由して利用する為、検索結果に表示されなくなることはWebサイトの死を意味するに等しいと言えます。

検索エンジンは、利用者が求めるコンテンツへ簡単に行き着けることにその存在価値があります。
その価値を失う恐れのある行為に対しては徹底的に対策を講じ、違反者には厳しい制裁を課していくのです。

その一方で、より良いWebサイトが増えるように、検索エンジンはWebサイト制作者にガイドラインを出しています。
そのガイドラインに従って何がペナルティの対象になるのかをしっかりと知ることがペナルティ対策の第一歩になります。
Googleの「ウェブマスター向けガイドライン

隠しテキスト・隠しリンク

隠しテキスト・隠しリンクとは、検索エンジンの検索順位を操作する為に、「利用する利用者に見えない」検索エンジンのみを対象としたテキストやリンク。

かつて検索エンジンの制度が低かった頃は、対策キーワードをより多く反映したり、外部リンクを貼ってWebサイトの順位を上げる為に、頻繁に行われていたSEO対策の裏技の一つでした。
現在では検索エンジンが進歩しており、ほとんど効果を発揮しないうえにペナルティの対象となるのでほとんどやる人はいなくなっています。

しかし、意図せずやってしまいペナルティの対象となってしまうことがあるので注意が必要です。
[(例)白背景に白文字、テキストの上に画像を置く、CSSを利用してテキストを画面外に設置、フォントサイズを0に設定、小さな1文字のみをリンクにしてリンクを隠す]

Googleアナリティクス

Googleアナリティクスとは、Googleが提供し無料で使える非常に高性能なアクセス解析ツール
Webサイトへの訪問者のデータを収集でき問題点を洗い出す際に大きな力を発揮するので、Webサイトの改善作業には必須のツール。

アナリティクスはSearchConsoleと連携することでより詳細な分析が出来るようになり、いつ・どこで・誰が・どのように訪問し、どのような利用をしたか、簡単にデータで知ることができます。

レスポンシブWebデザイン

URLはそのままで、スマートフォンやタブレット、PCなどのデバイスを複数の異なる画面サイズへ自動的に調節し、最適なレイアウトやデザインに変えて表示すること。
シェアやリンクが分散されず、SEOの効果が出やすい利点があり適切に検索エンジンにインデックスされやすいという特徴を持ちます。

また、モバイルフレンドリーの対応も取りやすいのも特徴の一つです。
Google検索エンジンとしては1つのページの情報を収集すれば良いので、クローラの負荷が少なくこの方法を推奨しています。

SNS

SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の略称。

広義的には、コメントやトラックバックなどのコミュニケーション機能を有したブログや電子掲示板もこれにあたります。
現在ではFacebook、Twitter、Instagramを始め、様々なSNSが幅広く使われています。

つながりがオープンになった現在では、より「一般受けする情報」が共有されやすくなっており、特に多くの人に「知識がある」「センスがある」と思われる情報が共有されやすい傾向にあります。

それに対応するには「ニュース性」「雑学的要素」があるコンテンツを制作することがポイントとなります。

SNSで拡散されることによるSEO対策の効果

GoogleもSNSからのリンクや「いいね!」の数を評価対象にしようとした時がありましたが、個々の利用者のプライバシー設定や運営母体の設定によりクローラが巡回できなくなってしまうため、現在は評価対象にしていません。

しかし、SNSを介して拡散されたその先(ブログやブックマーク)から貼られるリンクは評価の対象になるので、SNSによって拡散されることも、最終的にSEO対策につながると言えるでしょう。